原村西部地区の整備事業を平成19~23年度にかけて実施しました
原村西部地区は農業地域と集落居住地域が混在し、農業と生活が一体となって営まれている地区です。
平成13年をピークにこの地区の人口減少がはじまったため、住環境や子育て環境を整備し、人口や生産年齢人口比率を維持するため、都市再生整備計画を策定し、まちづくり交付金(平成22.23年度は社会資本整備総合交付金)を活用して事業を行いました。
「原村西部地区」整備目標
- 少子・高齢化社会における人口増加施策として、若者定住による活性化を目指し、村営住宅等の整備を行って、村の持続性ある発展を確保します。
- 集落間及び集落内の道路の整備をおこない、円滑で安全な交通の確保をはかって、人にやさしい道路ネットワークの整備を図ります。
- 子どもからお年寄りまで一緒になって交流できる安全で使いやすい潤いのある公園の再生を図り、より多くの人々の交流の場となるよう、住みやすい住環境を整えて魅力ある地区の形成を推進します。
事後評価
計画策定時に掲げた目標の達成状況や今後の方策について、平成23年度に「原村社会資本整備総合交付金評価委員会」を開催し、事業評価を行いました。
フォローアップ
フォローアップは、事後評価の際に見込み値で計測した数値指標について、翌年度以降に確定値を計測し、あらためて達成状況を確認し、評価を確定させます。
※原村西部地区の「都市再生整備計画」、「事後評価結果」及び「フォローアップ報告書」は、下記添付ファイルからご覧になれます。
以下、実施した主な事業をご紹介します。
- 久保地尾根住宅団地の整備(平成19年度実施)
公営住宅(1棟6戸)を整備し、若年層の定着と確保を促進するための住宅を確保しました。 - 村道5570号線(大沼線)の道路舗装(平成20年度実施)
村内中心地と上里・中央高原方面の間を移動する生活道路のひとつを舗装し、円滑で安全な交通を確保しました。 - 弓振農村広場フェンス設置(平成21年度実施)
住民に親しまれている公園をより利用しやすくするため、フェンスを設置しました。 - 原小学校学童クラブ室建設(平成21年度~22年度実施)
若年層を中心に人口増加を図るため学童クラブ室を建設し、子育て世代が働きやすい環境を整備しました。 - 村道4594・4605号線(阿久室内線)の道路舗装(平成21年度~23年度年度実施)
室内・菖蒲沢・柏木の集落間を移動する生活道路のひとつを舗装し、近隣住民の通勤・通学・買い物等の移動を改善しました。 - 村道3280号線(阿久収蔵庫線)の道路舗装(平成23年度実施)
阿久遺跡の近くの道路を舗装し、通勤や遺跡へのアクセスを改善しました。