太陽光発電による電力の売却収入は、村県民税等の申告が必要です。

自宅等に太陽光発電設備を設置し、電力の余剰分または全量を電力会社に売却している方は、それ以外の所得と併せて所得税の申告または村・県民税の申告が必要になります。

売電収入の所得金額の計算式

売電収入の所得金額は、「売電による収入金額」から「減価償却費」、「その他必要経費」を差し引いて計算します。計算をもとに収支内訳書を作成し、確定申告または村・県民税申告書に含めて申告をしていただきます。

　Ⓐ売電収入…太陽光発電による電力を電力会社に売って得た収入金額（1月～12月分）

　Ⓑ減価償却費…(設置費用－補助金等)×償却率×償却期間×売電割合

　Ⓒその他必要経費…（太陽光発電設備に係る修繕費、借入金の利息など）×売電割合

※詳しい計算については、以下の税務広報をご覧ください。

売電所得は、雑所得（または事業所得）として申告をします。

原則、所得税の確定申告が必要です。確定申告に売電所得を含めて申告する場合、村・県民税の申告は不要です。

村・県民税の申告が必要です。収支内訳書とあわせてご提出をお願いします。

※年末調整済の給与または公的年金等のほかに所得がある場合（売電所得と合わせて20万円超）や医療費控除や扶養控除などの所得控除の追加・変更をされる方は、売電の所得が20万円以下でも確定申告に含めて申告する必要があります。

こちらのシートに入力をして計算をいただけます。

村・県民税申告書提出の際は、本シートを申告書に添付してご提出いただいても結構です。