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トップ記事子ども・子育て支援センター「はらっぱ」に関する保護者アンケート結果について

子ども・子育て支援センター「はらっぱ」に関する保護者アンケート結果について

更新日2025年12月1日

 原村教育委員会 子ども課では、令和7年9月16日から9月30日にかけて、村内小・中学校の保護者の皆さまを対象に、「はらっぱ」の利用状況やご意見を伺うアンケートを実施しました。
 本調査は、集落支援員に委託して実施したもので、放課後・土曜日・長期休業における利用実態や課題を把握し、今後の運用検討の参考資料とすることを目的としています。

調査の概要

  • 期間:令和7年9月16日~9月30日

  • 実施体制:原村教育委員会 子ども課(集落支援員に委託して実施

  • 対象:村内小・中学校の保護者(お子さん1人につき1回答)

  • 対象者数:608人(小404/中204)

  • 回答者数:108人(回答率18%)

  • 方法:学校連絡網(オクレンジャー)で周知し、インターネットフォームで回答
     

主な結果

1. 放課後の利用

  • 利用している/していないは各50%。

  • 利用者の主目的は「お迎えまでの短時間待機」(約65%)。一方で「友達と過ごす居場所」としてのニーズも一定数あり、施設の想定(短時間の待合い)と期待(交流・遊び)に機能面のギャップが見られました。

  • 中学生の利用は少なく、「小さい子が多く居づらい」「やることが分からない」等の声がありました。

2. 土曜日・長期休業の利用

  • 利用している:24%/利用していない:76%。

  • 利用時間帯は午前(10~12時)が中心。未利用理由は「他の予定」「距離」「一緒に行く友達がいない」「何ができるか分からない」等が多く、未利用層の約半数が「条件が整えば利用したい」と回答しました。

3. ご意見・ご要望(抜粋)

  • 安全・見守り:混雑時間帯の声かけ・巡回、走らない導線づくり等への要望。

  • 活動環境:学習スペースと交流スペースのゾーニング、短時間の工作・ゲーム・学習サポート等、「行く理由」づくりに関する提案。

  • 情報面:「できること/できないこと」「利用マナー」の分かりやすい発信。

  • 中学生対応:静かに過ごせる時間帯・エリアの確保 等。

4. ボランティアの参加意向

  • 「できる範囲で協力したい」が8割超。

  • ただし、常時見守りの配置は前提とせず、イベント補助や短時間の学習サポート等、役割を明確にした関わりが望ましいとの示唆がありました。

5. 指定管理(民間委託)に関する意見

  • 現時点では「どちらとも言えない」が多数。

  • 選定時に重視してほしい点として、既存ルールの確実運用/開館時間の柔軟化/イベントの充実が挙げられました。

総括(今後の検討の方向性)

  • 放課後については、現行の「お迎えまでの短時間の待合い」を基本としつつ、アンケートで示された学習ニーズとのバランスを踏まえ、運用面の整理(ルールの明確な周知、混雑時間帯の声かけ・巡回等)や、中学生の利用に配慮したスペースの活用(個室の開放を含む)について検討します。

  • 土曜日・長期休業については、地域の皆さんの協力を得ながら、イベントの実施可能性を含め、利用しやすさの向上に資する取組について検討します。 

 

  • 指定管理(民間委託)に関しては、現時点では検討段階であり、いただいた意見を参考にしつつ、公共性や安全性の確保を前提として慎重に検討します。

 

いただいたご意見は、今後の運用検討の参考とさせていただきます。ご協力ありがとうございました。

「はらっぱ」に関する保護者アンケート調査結果報告書 (PDF 1.12MB)

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