このページでは村の有線放送の内容をご紹介しています。詳細は、各担当課等へお問い合わせください。
この時間の放送内容
新年のご挨拶
原村議会 平出 敏廣議長
新年、あけましておめでとうございます。輝かしい希望に満ちた新春を、皆様とともに健やかにお迎えできましたこと、心からお慶び申し上げます。旧年中は、村議会に対し皆様の温かいご支援とご協力をいただき、無事に一年を終えることができました。議員一同、改めて心より感謝申しあげます。
昨年を振り返りますと、国内外で様々な出来事がございました。本村では「第6次総合計画」がスタートし、これからの時代に即した計画となるよう変化に真摯に向き合い、住民の皆様の安全・安心な暮らしを守るために、懸命に議論を重ねてまいりました。特に地域の活性化や経済回復に向けた取り組みを着実に推進できましたことは、皆様のご意見やお力添えの賜物と深く感じております。
議会におきましては、議会改革の一環として、6月に「議会基本条例」を制定いたしました。また、デジタル化の検討を進める中で12月議会より議場に大型モニターを3台設置し、一般質問での活用を開始いたしました。これは、質問内容を補足する資料の投影によって執行部と共通認識を持つこと、傍聴者や動画配信を視聴される方へも理解が深まる効果が期待されます。
今、国内では少子高齢化による人口減少が懸念されております。本村の人口は微増の状態が続いてはいますが、「一喜一憂」することなく施策は進めていく必要があります。議会といたしましても、未来を見据えた新たな一歩を踏み出す決意をし、変化の激しい時代だからこそ、住民の皆様との対話と協調を大切にしながら、皆様一人ひとりの声を政策に反映できるよう努めてまいります。定例会ごとに議会広報誌「議会だより」を発行し、議会座談会や「みんなのひろば」など住民や団体の皆様からの声を直接お聞きする機会を引き続き設けてまいります。今後とも議会活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとりまして、健康で幸多き、実り多い一年となりますことを心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさていただきます。
新年のご挨拶
原村商工会 牛山 德康会長
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。平素より当会の事業運営にご理解とご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。昨年は、村政施行150周年という節目を迎えるとともに、6年ぶりに「原村八ヶ岳まるごと収穫祭」を10月18日・19日の2日間開催いたしました。来場者数は3,035人に達し、販路促進はもちろん、生産者・加工業者・販売者・消費者が一堂に会し交流できる場をつくることで、地域農業に関わる多様な人々のつながりを深める貴重な機会となりました。
さらに、同時期に開催した「農産物&フードフェア」では、地元の新鮮な農産物や加工食品を広く発信し、来場者の皆様に原村の食の魅力を体感いただくことができました。
地域の力を結集し、農業と商工業の活性化につながる大きな成果を得られたことは、皆様のご協力の賜物であり、改めて感謝申し上げます。今後も収穫祭をより多くの方々に楽しんでいただける事業として育て、来場者数をさらに伸ばし、地域の発展に一層つなげて参りたいと存じます。
世界に目を向ければ、依然としてウクライナや中東情勢、気候変動対策など国際社会が直面する課題は多く、日本経済もその影響を受け続けています。国内においても物価高騰や人手不足、デジタル化への対応など、中小・小規模事業者にとって厳しい環境が続いております。さらに超高齢社会に突入する中で、地域経済の持続可能性をいかに確保するかが問われています。
本年2026年は、こうした課題を踏まえつつ、昨年の取り組みをさらに発展させ、地域の持続可能な成長を目指す重要な一年となります。商工会は「第2期マスタープラン5カ年計画」に基づき、伴走型の経営支援を強化し、村行政・金融機関など関係機関と連携しながら、補助金や助成金の活用支援、経営計画の策定やフォローアップを通じて、事業者の持続を後押しして参ります。また、販路開拓や業メッセへの出展支援や創業塾の開催を継続し、地域産業の新たな芽を育てるとともに、自然災害への備えとして事業継続力強化支援計画」を推進し、村内事業者のレジリエンス向上に努めて参ります。
新しい年を迎え、商工会は地域の皆様と共に、変化する社会環境に柔軟に対応し、企業の経営力向上と地域産業の活性化に全力を尽くして参ります。
最後になりますが、原村の皆様のご健勝とご多幸を心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
