原村では、平成17年度に「地域新エネルギービジョン・人々が支える田園リサイクルのむら」を策定し、本年度(平成19年度)に「地域省エネルギービジョン・灯りを消して「星降る里」で」を策定しました。
新エネルギーの活用と省エネルギーの促進は、エネルギー代替策と環境保全の観点から、車の両輪のようにお互いが欠かすことの出来ない活動です。
新エネルギービジョンでは、新しいエネルギーの供給源として、BDF、木質バイオマス、太陽光、小水力、ハイブリット街路灯、クリーンエネルギー自動車、メタン発酵などの利用を計画・検討しました。
省エネルギービジョンにおいては、もっと身近な、毎日の生活や事業活動において、今からでもできる省エネルギー活動、将来にわたる省エネルギー政策について検討しました。
今後は、この計画を実行するため、関係部門のご指導を頂きながら地域の様々な立場の方々と行政が協力し、一体となって、人と自然が共生する住環境を子供たちにつないでいくこととなるよう願って「灯りを消して星降る里で」を合言葉に人も地域も輝く緑豊かな原村の実現に向けて努力してまいります。
終りに、原村地域省エネルギービジョン策定にあたり、策定委員として検討いただいた委員のみなさま、ご意見をくださった地域の方々、オブザーバーとしてご助言をいただいた関東経済局、NEDOの担当職員、長野県の担当課長及び、本ビジョン策定に携わったすべての関係者のみなさまに、心から感謝申し上げます。