1995年(平成7年)11月17日、山梨県高根町に住むアマチュア天文家・大友哲さん(清里大友天文台)が小惑星7143号を発見。
そして、2000年(平成12年)6月15日その小惑星が「Haramura」と命名され、国際天文学連盟(IAU・米マサチューセッツ州)から正式認定されました。
小惑星「Haramura」は、太陽を中心に火星と木星が公転している軌道の間にあって、同じく太陽のまわりを廻っています。(上図参照)
小惑星「Haramura」の明るさは肉眼では確認できない16等級です。また、大きさは直径数十kmから数百kmとも言われています。
星に自治体の名前が付くケースは、全国的にも珍しく「原村が宇宙にも存在する」ことになりました。
火星の先にあるわけですから、将来は小惑星「Haramura」に宇宙旅行をする時もくるのでしょうか。
上の写真の解説
白い円内で薄い灰色のライン(虫が這っているように見えますが)が、小惑星「Haramura」の軌跡です。約90分間の動きを追ったものです。
白い大きな星は動いていません。小惑星「Haramura」は太陽のまわりを廻っているため、ライン状に見えるのです。