放射性物質と空間放射線量について

放射性物質と空間放射線量の測定結果は以下のとおりです。

放射性物質

平成24年9月12日に、長野県では、原村の米を検査したところ、放射性ヨウ素及び放射性セシウムは検出されず、安全性が確認できました。
平成23年8月2日に、長野県では、原村のセルリー（露地）を検査したところ、放射性ヨウ素及び放射性セシウムは検出されず、安全性が確認できました。
平成23年4月1日に、原村では、水道水を検査したところ、放射性ヨウ素及び放射性セシウムは検出されず、安全性が確認されました。

空間放射線量

国際放射線防護委員会(ICRP)が2007年に示した勧告では、自然放射線及び医療目的の放射線を除き、「一般公衆」が1年間に浴びてもよい被曝限度量は1mSv(ﾐﾘｼｰﾍﾞﾙﾄ)/年とされています。1時間当たりの数値（測定値の単位）に換算すると、「0.19μSv(ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ)/時間」となります。
※換算方法
［χ μSv/時間×8時間(屋外)＋χ μSv/時間×0.4(透過率)×16時間(屋内)］×365日＝1,000μSv/年＝1mSv/年
χ＝0.19μSv/時間
換算方法は、文部科学省による福島県内の学校における対応基準を参考にしました。

平成23年7月26日に、長野県では、原村役場と原小学校校庭において空間放射線量の測定を行いました。測定結果は、役場、原小学校とも0.07μSv/時間であり、国際放射線防護委員会の基準0.19μSv/時間を下回るため、健康に影響のない値でした。
平成23年11月21日に、長野県では、原村役場と原小学校において周辺より空間放射線量の高い可能性のある箇所も含め、空間放射線量の測定を行いました。測定結果は、以下のとおりです（単位：μSv/時間）。
◎原村役場
- 駐車場地上1m：0.07
- 屋上 0.08
- 雨どい排出口地上1m：0.07地表：0.08
- 雨水側溝地上1m：0.07地表：0.07
- 草地地上1m：0.07地表：0.06
◎原小学校
- 校庭地上1m：0.08地上50cm：0.08地表：0.08
- 雨どい排出口地上1m：0.09地表：0.09
- 雨水側溝地上1m：0.09地表：0.07
- 草地地上1m：0.06地表：0.07
  国際放射線防護委員会の基準0.19μSv/時間を下回るため、健康に影響のない値でした。
平成23年9月から平成25年3月まで毎月1回、平成25年4月からは隔月で空間放射線量を測定します。測定結果は以下のとおりです。
村で行う空間放射線量の測定は平成26年2月で終了します。
長野県では、県内7ヵ所のモニタリングポストにより「空間放射線量」の常時測定を実施していますので、今後の参考にしてください。

こちらをクリック→長野県ホームページ「長野県内の空間放射線等測定結果」

平成26年2月24日空間放射線量測定値
測定地点	測定時刻	天候	放射線量（μSv/h）
測定地点	測定時刻	天候	地表	0.5m	1m
原小学校校庭南側（雪上）	9：07～	晴	0.02	0.02	0.02
原中学校校庭入口（雪上）	9：42～	晴	0.05	0.05	0.05
畑中新田（入口道路雪上）	10：27～	晴	-	-	0.04
八ヶ岳自然文化園科学館入口（雪上）	10：55～	晴	-	-	0.07