伝承の技が作る素朴な美しさ
毎年3 月最終日曜日に開催されている八ッ手機織保存会の展示即売会。
裂いた古布を横糸として使い、新しい布を織り上げる「裂き織り」の技術は、物を大切にする心とともに原村内で代々受け継がれてきました。
材料として使う古布の色柄によって思いがけない個性が得られるため、「世界に1枚」の味のある生地が織り上がるのが特徴です。
↑過去の作品です
高機(たかばた)といわれる織り機で手織りされた織物(ぼろ織り)と、その織り生地を使った小物や敷物などの大物まであります。
「ぼろ機織(ぼろばたおり)」とも呼ばれるように素朴な味わいが魅力の織物ですが、細かな目で織り込まれた美しい布地も多く手作りならではの高級感も漂います。
温もりの「手しごと」作品をご自宅に
地域伝承の織物「ぼろ機織(ぼろばたおり)」の展示即売会が原村・八ッ手公民館で開催されます。毎日の生活で楽しめるような、様々な作品が販売されますのでどうぞお楽しみにご来場ください。
日時
令和7年3月30日(日)
午前9時~午後4時
会場
八ッ手(やつで)公民館
住所:長野県諏訪郡原村八ッ手2441
問い合わせ先
TEL.080-5482-5577・0266-79-2501 (秋山 )