防災対策
原村では、災害の発生や被害を最小限にとどめるため、次のようなことを行っております。
1.防災意識の普及啓発
毎年、8月30日から9月5日の防災週間中に、防災訓練の実施や広報等により住民のみなさんに防災意識の普及・啓発を図っています。
2.防災ガイドブックの配布
防災ガイドブックは、ご家庭でのふだんからの備えや身近な防災情報を掲載し、村民みなさまの防災意識を深めて頂くために作成し各戸へ配布しています。
3.地域防災計画の策定
災害対策基本法に基づいて地域防災計画を策定し、上部機関、各種団体等などの協力を得て、各種防災訓練の実施、および防災啓蒙活動を行っています。
4.地域防災計画とは?
地域防災計画とは、災害対策基本法の定めるところにより、村内の防災上必要と認められる対策について定めたもので、村の地域並びに住民のみなさんの生命、身体及び財産を災害から保護するために、総合的かつ計画的な防災の推進体制の整備を図ることを目標とした計画です。 内容は、さまざまな災害や場面を想定した災害予防計画、災害時の村の体制・関係機関との連携等を定めた災害応急対策計画、また、災害後の災害普及計画などが策定されています。
村では、今後もあらゆる災害を想定して、被害を最小限にとどめるため、住民のみなさんの防災意識を高め、地域の自主防災組織化や育成、災害の未然発生防止に努めるなど、総合的な防災体制の確立を計画的に進めていきます。
災害時の対策
災害が起きたときは、村を始めとする防災関係機関は、地域防災計画に基づき災害対策本部を設置し、ライフラインの確保、関係機関への応援の要請、被害状況の把握など、災害の種類・規模に応じて対処します。災害時の対策として村民のみなさんにご理解いただきたいのは、緊急時の交通規制です。大規模な地震災害が発生した場合や、災害がまさに発生しようとしている場合には、応急対策活動のため、県道などの幹線道路では、緊急通行車両以外の車両の通行を禁止または制限することがあります。
また、災害等で避難する場合は、寝たきりの高齢者やハンディキャップのある方々もすみやかに避難できるよう、近所で協力の上、防災マップにある避難施設・避難場所へ避難しましょう。
1.地震に対する日頃の備え
地震はいつ襲ってくるかわかりません。いざというときにあわてずに行動できるよう、日頃から心構えをしておきましょう。また、家族でも地震への対応について話し合い、それぞれの役割分担を確認しておきましょう。
地震に備え、日頃から心掛けておきましょう。
- 家の地盤の状況を知っておきましょう。
軟弱な地盤は建物の被害を大きくします。自分の家の地盤の状況を知っておき、事前に予防対策を立てておきましょう。 - 建物の状況を知っておきましょう。
家の倒壊に見舞われないため、家の耐震診断を実施しましょう。危険性の高い建物は専門家に頼んで補強などの処置をとりましょう。 - ブロック塀・石塀の強度を確認
地震災害で目立つのがブロック塀の倒壊による負傷です。規格に合っていないものや老朽化したものは、修理・補強をしたり対策が必要です。 - 火災の予防対策
ガス器具や暖房機器は常日頃から点検整備をしておきましょう。また、これらの器具の近くには燃えやすいものを置かないなど、火を出さない環境づくりをしましょう。 - ガスボンベ等の危険物貯蔵タンクの安全確保
石油タンクやガスボンベの転倒防止及び漏れを講じておきましょう。 - 家具の転倒防止を図りましょう。
- 非常持出品・消火器具の準備をしておきましょう。
非常持出品はいざというときにすぐ取り出せる場所に置きましょう。また、消火器・消火用水の用意も忘れずに。 - 家族の役割分担の確認
日常の予防対策上の役割と、地震が起きたときの役割の両方について決めておくようにしましょう。 - 地域での協力体制の確立
地域の助け合いがなければ、大災害はのりきれません。自主防災活動へも積極的に参加しましょう。 - 防災知識の習得
いざというときには迅速・確実な対応をとることが大切です。そのためには、常日頃から防災に関する知識を身につけておきましょう。また、広報誌などによく目を通し、地域の防災活動へ積極的に参加しましょう。
2.地震発生!その時あなたは?
- ぐらぐらときたら・・・
- まず身の安全の確保
地震が起きたら、テーブルの下などに身をふせ、自分の安全を確保しましょう。 - あわてない!!
むやみに外に飛び出さないようにしましょう、外に逃げるときは落下物に注意しましょう。 - すばやく火の始末
「火を消せ」と声をかけ合い、台所や暖房器具の火をすばやく消しましょう。 - 車を止める
車で走行している場合は、徐々に速度をおとし、道路の左側に寄せてエンジンを切ります。車を離れるときは、キーをつけたままで、ドアロックをしないようにしましょう。
- まず身の安全の確保
- 揺れがおさまったら・・・
- 火が出たらまず消火
天井に燃え移る前なら初期消火が可能です。「火事だ!!」と叫んで隣近所に協力を求めて消火しましょう。 - 出口の確保
揺れによって建物がゆがみ、ドアが開かなくなることがあります。戸を開けて逃げ道を確保しましょう。 - 状況を早く正確に知る
うわさやデマに惑わされず、ラジオやテレビから正しい情報を入手しましょう。 - 車を止める
車で走行している場合は、徐々に速度をおとし、道路の左側に寄せてエンジンを切ります。車を離れるときは、キーをつけたままでドアロックをしないようにしましょう。
- 火が出たらまず消火
- 安全な場所に避難しましょう
- 塀ぎわや崖に近寄らない
ブロック塀や崖などの危険箇所に近寄らないようにしましょう。がけ下などで地震を感じたら早めの避難が肝心です。危険地域から早く離れましょう。 - 避難は徒歩で両手をあけて
子供や先輩の方には手を貸しながら、みんなで避難を!!避難所へは必ず徒歩で避難しましょう。(車、バイクは厳禁。動きやすい服装で、両手をあけて頭を保護します。)外に出ることはかえって危険を伴うこともありますので、役場などの情報に応じて慎重に行動しましょう。
- 塀ぎわや崖に近寄らない
施設名 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
原村役場 | 原村6549-1 | 79-2111 |
原消防署 | 原村6523 | 79-2442 |
原村診療所 | 原村6649-3 | 79-2716 |
原村警察官駐在所 | 原村6562-1 | 79-2806 |
茅野警察署 | 茅野市本町西9-39 | 82-0110 |
中部電力諏訪営業所 | 下諏訪町西鷹野町4559-43 | 27-8282 |
NTT東日本長野支店 | 長野市新田町1137-5 | 026-225-4389 |
避難地名 | 避難施設名 | 電話番号 |
---|---|---|
弓振農村広場 | 原村役場 | 79-2111 |
払沢農村交流施設 | 原小学校体育館 | 79-2133 |
柏木農村広場 | 原中学校体育館 | 79―2455 |
中新田農村広場 | 原村社会体育館 | 79―4922 |
南原運動広場 | 原村レストハウス 樅の木荘・もみの湯 |
74―2311 |
原小学校校庭 | ||
原村レストハウス樅の木荘グランド | 原村中央公民館 | 79―4815 |
八ヶ岳自然文化園 | ||
※災害状況に応じて、区長の了解を得て各区公民館等を避難所に指定する場合もあります。 |
施設名 | 所在地 | 施設名 | 所在地 |
---|---|---|---|
大久保公民館 | 79-2809 | 中新田公民館 | 79-4934 |
柳沢公民館 | 79-2705 | 原村6523 | 79-5485 |
八ツ手公民館 | 79-2910 | 判之木公民館 | 79-4943 |
払沢公民館 | 79-2755 | 上里公民館 | ― |
柏木公民館 | 79-2001 | 八ヶ岳中央農業実践大学校 | 74-2111 |
菖蒲沢公民館 | 79-2032 | やつがね公民館 | 79-5490 |
室内公民館 | 79-4587 |