8月8日(木)今年度第2回目のはらむらエコキャンパス(環境学習会)として、親子向けのイベント「集まれエコキッズ『竹で炭を作ってみよう!』」を開催しました。
約10名の親子の皆さんに参加していただき親子で地球温暖化の原因や本における竹林の現状について勉強する機会となりました。
自然エネルギーネットまつもと代表の平島安人さんを先生にお招きし、まずは、中央公民館での学習タイムからスタート。
竹の成長はとても早く森林を覆ってしまうほど成長することもある現状や、そもそも竹が繁殖している原因の1つとして、タケノコを食べるなど活用するために”人間が植えた竹”の利活用機会が減少していることがあること、などを学びました。また、竹も木同様に、二酸化炭素を吸収する力があります。
学習タイムのあとは、いよいよ外に出て竹炭づくり。
竹割器の使い方を真剣に聞いたあとは、実際に竹割体験。子供たちは次々と竹割器を使って竹を割っていました。
ほとんど煙の出ない、無煙単炭化器を使い無事に竹炭が完成しました。竹炭は冷蔵庫の消臭効果や、畑に撒くことで土壌改良の効果もあります。
最後は、まとめの時間としてみんなで感想を発表しあいました。子供達からは、「竹割が楽しかった」「暑くて大変だったけど、竹炭が完成して嬉しかった」等の感想を聞くことができました。保護者の皆さんからも「竹が森林に悪影響を与えているということが勉強になった」「これからは、竹をもっと有効活用していきたい」との感想が聞かれました。
講師を務めていただいた平島さん、サポートをしてくださった今井さんをはじめ、開催にご協力いただいた皆さま、そしてご参加いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。