今年度5月「原村地球温暖化対策実行計画」を策定・公表したことを受け、職員の計画と地域脱炭素への理解促進を目的に、原村地球温暖化対策実行計画に係る全職員セミナーを実施しました。
午前、午後と2回に分けて実施し、約80名の職員が参加しました。
①「原村地球温暖化対策実行について」
原村地球温暖化対策実行計画(区域施策編)について、担当の職員より説明しました。
②「カーボンニュートラルの基本を押さえる」
信州大学人文学部文化情報論・社会学コース准教授の茅野恒秀先生を講師にお招きし、お話しいただきました。
まず、アイスブレイクとして、双方向webサービスを利用して、職員それぞれが身近に感じている気候変動について共有しました。
本題では、温暖化ではなく、もはや地球沸騰化している気候変動の現状や、グローバルな変化をローカルがしっかりと受けとめる必要があること等について、お話いただきました。
③グループワーク
職員の興味にもとづく、4つのテーマごとのグループに分かれ、「温暖化による影響・課題」と「影響・課題等に対して考え得る施策」について意見を出しあい、全体に共有しました。
テーマ1「地球温暖化による作物への影響と適応策」
テーマ2「再生可能エネルギーと景観形成」
テーマ3「高齢化と脱炭素化」
テーマ4「子育て施策と脱炭素化」
様々な場面での地球温暖化の影響を改めて認識し、各施策にも関連があることをそれぞれが実感することのできる時間になりました。
また、まとめとして茅野先生より「社会の仕組みづくりができるのが行政である」とのお話をいただき、ゼロカーボンに限らず、行政にできることについて改めて考えさせられる機会となりました。
お忙しいなか講師を務めていただきました茅野先生をはじめ、開催にご協力いただいた皆さまに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。