災害時における相互応援に関する協定
1.協定概要
令和7年6月27日(金)に千葉県長生郡一宮町(ちょうせいぐんいちのみやまち)と「災害時における相互応援に関する協定」を締結いたしました。
この協定は、大規模災害発生時において、被災者支援や復旧活動を迅速かつ効果的に実施するため、必要な物資、資機材、施設、車両、職員の提供および広域避難の受け入れを相互に行い、住民の安全を確保することを目的としています。また、災害時だけにとどまらず、平時から産業や教育など、より幅広い分野で連携・交流を深めていきます。
当日は一宮町役場にて締結式を実施し、両自治体の首長が協定書に署名しました。
2.協定内容
第2条(平時の連携・交流)
平時から防災に係る取り組みを実施するとともに、産業、住民活動、教育、文化、スポーツ等の広範な分野で連携・交流を深める。
第4条(対口支援及び自主的支援活動の内容)
・被災者の救援、医療、貿易並びにこれらを行うための施設の応急復旧等に必要な資機材及び物資の提供
・食料、飲料水及び生活必需品並びにその供給に必要な資器材の提供
・救援及びその他復旧活動等に必要な車両等の提供
・救援及びその他復旧活動等に必要な職員の派遣
・広域避難等における受け入れのための施設の提供およびあっせん
・前各号に掲げるもののほか、特に要請があった事項
3.千葉県長生郡一宮町(ちょうせいぐんいちのみやまち)
千葉県の九十九里浜に面した海辺の町「一宮町」は、サーフィンの聖地としても有名な街です。温暖な気候と自然に恵まれ、観光や農業、漁業が盛んで、歴史のある玉前神社など、文化も豊かです。東京オリンピックのサーフィン会場にもなったことから、国内外から注目されており観光客や移住者が訪れています。