経過と目的
原村では令和6年2月に“公共交通空白地帯”の解消に向け、運行ルートの自由度が高いAI乗合オンデマンド交通『のらざあ』を導入しました。
導入から約1年半が経ち、住民の方の移動手段として定着してきておりますが、より一層の利便性向上を目指すために、令和7年10月から令和8年2月まで実証運行を行うこととなりました。
AI乗合オンデマンド交通とは?
・乗車予約専用のスマートフォンアプリの使用または電話から配車を予約
・利用者の予約に対して、AIによる最適な運行ルートや乗り合いが可能なルートを探し出し、自動で配車
・利用者は村内のバス停を基に設けられた乗降場所(ミーティングポイント)から乗降し、ポイント間を移動
・クレジットカードでキャッシュレス決済が可能
従来の定時定路線と違い、ダイヤや路線に縛られることなく目的地へ向かうことが可能。
令和7年度実証運行実施内容
今回の実証運行の内容は大きく4つです
①車いす利用者の乗車に対応します(ただし介助はありません)
②一定要件を満たす方はドアtoドアに近い形でご利用できます ※
・車いす利用の方
・80歳以上の方、または70歳以上で運転免許をお持ちでない方
・身体障がい者手帳4級以上の方
※役場または地域福祉センターで利用登録が必要です
③待合所にスロープを設置します
④アプリ利用が不安な方向けに代理予約を窓口で行います
実証運行期間中も従来の原村のらざあは通常通り運行します
今回の実証運行での料金は変更ありません