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その香り困っている人がいるかも

更新日2021年11月25日

化学物質過敏症の症状を持つ方への配慮をお願いします

柔軟剤などの香りで頭痛や吐き気がするという相談が消費生活センター等に入っています。

自分にとって快適な香りでも、不快に感じる人がいることをご理解ください。

香りの強さの感じ方には個人差があります。

柔軟剤などは、使用量の目安などを参考に、周囲の方にもご配慮いただきながらお使いください。

香害ポスター.png

香害ポスター.pdf (PDF 2.48MB)

化学物質過敏症とは?

化学物質過敏症は過敏という名が示すように、ごく少量の物質にでも過敏に反応する点ではアレルギー疾患に似ています。最初にある程度の物質に曝露(化学物質を浴びること)されると、アレルギー疾患でいう“感作”(一度侵入してきたアレルゲンをその時に体が記憶し、二度目に侵入してきた時すぐ攻撃できるようにしておくこと)と同じ様な状態となり、二度目に同じ物質に少量でも曝露されると過敏症状を来します。時には最初に曝露された物質と二度目に曝露された物質が異なる場合もあり、これは多種化学物質過敏症と呼ばれます。
 化学物質過敏症は、アレルギー疾患様の性格だけでなく、低濃度の化学物質に反復曝露されていると体内に蓄積し慢性的な症状を来すという中毒性疾患に近い性格も兼ね備えています。
 化学物質過敏症は未解明の部分が多い疾患ですが、このようにアレルギー性と中毒性の両方にまたがる疾患、あるいはアレルギー反応と急性・慢性中毒の症状が複雑に絡み合っている疾患であると考えられています。

(厚生労働省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」抜粋)

厚生労働省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症 思いのほか身近な環境問題」.pdf (PDF 1.24MB)

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