原村の人々は布が貴重だった時代から布を大切にして、着古した布を裂き、敷物やこたつ掛けなどを作ってきました。
「ぼろ機織」の伝承は、その技術のみならず「物を大切にする心」を育み、脈々と伝えられてきました。
郷土館は子供から大人まで誰でも楽しめるよう無料の機織体験を実施しています。織り上げた布は材料代のみで、お持ち帰りできます。
テーブルセンター・ランチョンマットなど織ってみてはいかがでしょうか。
機織のご案内
- 体験期間
- 開館中いつでも出来ます。(7月~9月)
- 予約
- 必要ありません。
- 機織機があいていない場合は、少しお待ちいただくこともあります。
- 体験時間
- 一人1時間程度でお願いします。
- 料金
- 体験のみ無料です。
- お持ち帰りの場合は材料代をお願いします。
- 織りの長さにより料金は変わります。
- よこ糸を持参していただくと、たて糸のみの料金になります。
郷土館は標高1200メートルにあります。夏は穏やかな涼しい風が吹きます。機織を体験したりして一日中のんびりと過ごしてみてはいかがでしょう。回り込みを解除します。
庭から郷土館の中をみた風景です。
機織は民家のなかで、行なっています。
奥に見えるのは民家裏の風景です。幻想的ですね。
機織をした布で、携帯入れ・ポーチ・ペンケース・名刺入れ等を作りました。なんともいえない風合で素敵な作品が出来上がりました。
裂き織り教室では作品作りも企画しますので、ご期待ください。
大きな機織機は子供では足がとどきません。子供用の機織機を使うと保育園児くらいから機織りを体験できます。
子供は覚えが早くすぐ織れるようになりました。この日は織った布でポシェットを作りました。
子供たちが布を織り、ポシェットをつくりました。
よこ糸の違いで、ずいぶんイメージが違いますね。
自分で使ったり、お母さんにプレゼントしたり、一日楽しんで帰りました。