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トップ記事総合計画の特色と新しい観点

総合計画の特色と新しい観点

更新日2021年3月11日

自律を選択したなかで住みよい村づくりを進め、社会の大きな変革に対応し、住民のみなさんの要望に応えていくために次のような新しい政策を盛り込みました。

自然環境・生活環境

風景写真
景観に恵まれた原村 景観に恵まれた原村

  1. 環境、景観
    原村のすばらしい環境や景観を守るために新たな厳しい規制などについて検討するとともに、自然を育てながら活用することで環境や景観を保護していきます。
    公共事業においては、環境にやさしい事業となるよう環境保全型工法などを検討し、環境への配慮を行なっていきます。
  2. ゴミ関係
    ゴミを焼却したり、埋め立て処分する量を減らすため、家庭や事業所から出されるゴミについては自家処理を進めて減量化を図りながら、リサイクルなどを積極的に推進し、人と環境にやさしい「循環型社会」をつくるとともに、新エネルギーなどを導入して地球温暖化対策を実施します。
  3. 住宅団地
    若者定住と人口の誘導を行うため、小規模な住宅団地の造成を各所で計画します。
  4. 道路関係
    道路については、この10年間で村内の道路系統が大きく変わるとともに周辺市町の道路整備により各種問題点が生じていることから、今後の道路整備も考慮しながら、住民のみなさんに不便を掛けないよう整備改良に努めます。
  5. 公共交通
    路線バスが有効に機能していないため、お年寄りや子供さんが不便な思いをしていますので、住民のみなさんに参画して頂きながら早急に利用しやすい公共交通システムの整備を行ないます。

風景
景観に恵まれた原村 景観に恵まれた原村

教育・文化

子どもたちの様子
田植えをする子どもたち

大切な子供たちを地域ぐるみで育てる体制を、住民のみなさんの参画を頂きながら構築し、豊かな人間形成を目指していきます。
少子化が進むなか、小学校の18年度入学児童から1学級減の2学級となることから、空き教室が毎年発生していきます。このため既存教室の有効活用を積極的に図ることで極力新たな施設建設は控えるとともに、必要な教室や施設については最小限で整備を行います。
豊富な生涯学習の機会を提供するとともに、生涯学習と村づくりの連携による人づくりを進めていきます。
原村の文化財の整理と有効活用に努めていきます。

福祉・健康

診療の様子
診療を受ける住民

原村の福祉の根幹となる部分については引き続き継続させるとともに、より公平な福祉の推進を心がけます。
高齢者や障害者など社会的弱者を地域で支え合い、社会参加を支援するとともに、すべての皆さんが健やかに暮らせる社会の実現を目指します。回り込みを解除します。

 

産業振興

田んぼの様子
黄金色に輝く秋の田んぼ

  1. 農業関係
    農業関係の従事者が減少しており、農地の荒廃化と農業後継者不足が心配されます。このため、小規模農家が主体となって観光農園などの他産業との連携や、有機作物への転換などによる付加価値化を図りながら魅力ある農業を進める必要があります。
    近年話題となっている農産物の加工品の生産や直売所での販売などについては、やりがいのある農業を広めるため、積極的に検討していきます。
    循環型社会においては、農業は多面的な役割を担うことが期待されます。今後の村づくりにおいては、農業を主軸にして各方面と関連・連携を深めながら原村独自の、原村らしい村づくりを図っていくこととします。
  2. 観光関係
    原村の特性を十分に生かした、観光農園などふれあいなどが実感でき、満足感を感じる観光事業の展開や、クラフトマンなどとの連携による体験型観光を育成し、「原村ブランド」を新たに生み出すことで住民参画による滞在型観光を推進します。
    森林の整備と有効活用を図り、体験学習型の観光資源として団体、学校などの誘客を図るとともに、ウォーキング・トレイル(遊歩道)を整備し、中央高原の各施設を結ぶことで森林浴をしながら各施設を巡ることができるといった森林を活用した新たな観光資源の開発を行ないます。
    まちづくり交付金事業を活用し、八ヶ岳自然文化園など中央高原の各施設の有効利用を促進し、中央高原の再生と活性化を図ります。

風景
親子で賑わう夏の八ヶ岳自然文化園

いきいきとした住民参画

住民の様子
公民協働の村づくり

全国を揺るがす「平成の大合併」の嵐の中、原村は住民アンケート調査での大多数の総意により、合併によらない自立の村づくりを選択しました。しかし、交付税が削減され、厳しい財政運営を迫られることが予想されるなか、原村が自立した村であり続けるため、1つには無駄を省き公平な行政運営を進める「行政改革プラン」が必要であり、もう1つは住民参画で進める「夢のある村づくりプラン」といった行政と住民が両輪となった二つのプラン必要です。
これから財源の確保が難しい中では、今までのように経費のかかる施設を建設して住民サービスを向上させていくことは困難なことです。むしろ現在ある「資源」、それは活用されていない施設であったり、すばらしい自然や文化であったり、埋もれている人材であったり。それらの持つ魅力にスポットを当て再発見して、住民のみネさんのいきいきとした活動でそれらの資源を結びつけ、連携させながら有効に活用して新しい村づくりを進めます。
自律したすばらしい原村をつくるためノ、住民のみなさんが主役になって積極的な活動を展開し、特色あるいくつかの「原村ブランド」を創出して、夢のある村づくりを目指していくことで「小さくてもキラリ☆と輝く原村」をつくっていきます。

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