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トップ記事亡くなった人の「生まれてから死亡までの戸籍」が必要になりました。

亡くなった人の「生まれてから死亡までの戸籍」が必要になりました。

更新日2021年3月11日

A.下記の方法で集められます。

戸籍には、生まれてから亡くなるまでの身分関係(親族関係や婚姻関係)の変遷が記録されていま す。ただし、婚姻などで新しい戸籍が作られたり、法律の改正で戸籍が改製(書き換え)されることがあるため、ひとつの戸籍に全ての内容が記録されるわけではありません。つまり、「生まれてからの戸籍」というのは、その方の現在の戸籍だけではなく、婚姻前や改製前まで含めた全ての戸籍を集めなければならないことを意味しています。

1.現在の本籍地へ請求する。

戸籍を全て集めたい場合は、新しい戸籍から古い戸籍へさかのぼっていく方法が一般的です。
現在(亡くなったとき)の本籍地へ戸籍の証明書を請求してください。 請求の際には、「誰についての出生から死亡までの戸籍を各○通」など、必要な範囲も必ず明記します。
生まれた時からずっとその本籍地に戸籍があった方であれば、生まれてからの戸籍を全て集めることができます。 もし生まれたときの戸籍までさかのぼれなかった場合は、2.へ請求します。

2.従前(ひとつ前)の本籍地へ請求する。

  • 婚姻や離婚で本籍を移している場合

もし婚姻や離婚などで本籍を移している方は、お名前の欄の近くに、「~と婚姻(離婚)届出○○県○○市××町△△番地△△戸籍から入籍」といった記述があるはずです。これは、「婚姻(離婚)によって○○県○○市××町△△番地の筆頭者◇◇の戸籍から移ってきた」ということを表しています。
したがって、次は婚姻(離婚)前の本籍地へ、除籍謄本(人によっては戸籍謄本や改製原戸籍謄本になることもあります。)を請求してください。 請求の際には、「誰についての出生から婚姻(離婚)までの戸籍を各○通」など、必要な範囲も必ず明記します。

  • 転籍で本籍を移している場合

転籍(本籍を移す届出です。)で本籍を移している方は、その戸籍の最初の方に、「○○県○○市××町△△番地から転籍届出」といった記述があるはずです。これは、「転籍によって○○県○○市××町△△番地(筆頭者は同じ人です。)から戸籍を移してきた」ということを表しています。
したがって、次は転籍前の本籍地へ除籍謄本を請求してください。請求の際には、「誰についての出生から転籍までの戸籍を各○通」など、必要な範囲も必ず明記します。

※従前の本籍がどこにも書かれていない場合

その戸籍の最初に、「改製」という文言がないかどうか確認してください。もし「□年○月△日改製」という記述があるときは、「□年○月△日にその戸籍が改製された」ということを表しています。
よって、改製前の戸籍がありますので、同じ本籍地に「改製原戸籍謄本」を請求してください。
生まれたときの戸籍にさかのぼれるまで、2.の手順を繰り返します。
このようにひとつずつたどっていくことで、その方が記載された戸籍を全て集めることができます。

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