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平成23年度 広報はら4月号

更新日2021年3月11日

平成23年度広報はら4月号村長きよしの山麗朴談vol.44

原村の燃えるゴミの量が前年よりも、1人当たり7,4kgも増えてしまいました。諏訪南行政事務組合では、燃えるゴミの処理費を人口割から、排出量割で負担するように平成22年度から改めました。これは人口割としていたのでは、住民のゴミ減量化の努力が経費減として評価されることにならず、努力のし甲斐もないし、本村のように1人当たり排出量が少ない自治体では過重感があるという、本村の主張が取り入れられて改めることとなったものです。

しかし結果は皮肉なこととなったのです。排出量が増えてしまってはどうにもなりません。因みに茅野市では1人当たり3,5kg減、富士見町でも0,9kg減です。家庭系のみならず事業系でも原村だけが増加しています。一体住民のゴミ減量化意識は何処へ行ってしまったのでしょう。

ゴミ処理費の排出量割は合理的な負担方法ではあるのですが、それは住民のゴミ減量意識によって支えられるのです。昨年1年間の原村からの可燃ゴミ排出量は、総量1,492tで家庭系1,110t、事業系382tでした。茅野市は17,298tで家庭系10,814t、事業系6,484t、富士見町は3,328tで家庭系2,433t、事業系895tです。家庭系ゴミの一人当たり排出量は原村143kg、茅野市189kg、富士見町159kgです。まだ原村の1人当たりの方が少ないのですが、昨年のような増え方をすれば、たちまち逆転してしまうでしょう。それに私が問題にしたいのは、他の2市町は減っているのに原村だけが大幅に増えている事実です。

この際原点に立ち返って、住民一人一人がゴミ減量化を再点検したいですね。生ゴミは堆肥化等で土に返す、止むを得ず可燃ゴミに出す場合でも水を極力切り軽量化したいです。資源物はよく分別し可燃ゴミに混じらないように。プラスティック類も汚れた物以外は資源物に。買い物でもすぐゴミになる物はなるべく買わず、過剰な包装やレジ袋は極力断ることも必要となります。

住民皆が協力し合ってゴミの少ない村を実現し、ムダな経費を削減して、それを他の重要な事業にまわし、快適で豊かな村を皆で創っていきましょう。

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