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トップ記事「よみがえれ、八ヶ岳森林軌道」専門部会

「よみがえれ、八ヶ岳森林軌道」専門部会

更新日2021年3月11日

活動記録(つづき)

平成18年6月18日(日)トロッコの走っていた跡を探そう
平成18年6月18日(日)
トロッコの走っていた跡を探そう

梅雨時ということもあって、前日までずっと雨の予報にヒヤヒヤしていましたが・・・。
当日はきれいに晴れ、大勢の参加者に恵まれました。
この日のメインは、やはり「崖桟橋」跡を歩くこと。
以前下見した時よりもずっと草が茂り、崖を渡り歩くのも一苦労。
しかし、現地で聞く小松さんのお話や「トロ乗りの歌」は、格別の趣があります。
さらに「10km駅」跡や、ズームライン線近辺の軌道跡を歩きました。

 

ペーパークラフト
ペーパークラフト

森林軌道の復元のために、有志の方々に募金をお願いすることにしました。
募金は1口600円とし、募金1口につき記念品としてペーパークラフト(写真)1個を進呈いたします。
ペーパークラフトの展開図を手がけたのは、以前には模型も製作している部会員の大崎さん。
2時間ほどで、カラー1/20(全長約14cm)のガソリン機関車が出来上がります。
募金いただいたお金は、森林軌道の復元(レールや部品の購入費など)に使います。

 

H18.6.28犬釘用のハンマーを譲り受ける
H18.6.28犬釘用のハンマーを譲り受ける

「テレビで見たが、犬釘を打つハンマーが本来のものと違う。自分の家には犬釘を打つ専用のハンマーがある。」
諏訪市の秋山正さんから、そのような電話をいただきました。
秋山さんは鍛冶屋をしていた時期があり、その頃に作ったものだそうです。
犬釘用の釘抜き(これは一部破損)など多くの工具もあり、ハンマーと一緒に何点か譲っていただきました。
また、当時レールをもとに工具を作ったお話などもうかがいました。
工具は、今後展示や森林軌道復元作業に使う予定です。

 

H18.7.6トロッコの話を小学生に語り継ぐ
H18.7.6トロッコの話を小学生に語り継ぐ

小学校の総合的学習の時間に、6年3組の児童に森林軌道の話をしました。
小松武一さんを講師に、トロッコの運転にまつわるエピソードや当時の写真を紹介しました。

 

H18.7.6トロッコの話を小学生に語り継ぐ
H18.7.6トロッコの話を小学生に語り継ぐ

その後、展示用に復元したトロッコを乗ってみたり、動かしてみたり・・・。
最後に6年3組の児童全員にペーパークラフト(ミニチュア版)を配布しました。

 

H18.7.21現地会議と野辺山視察
H18.7.21現地会議と野辺山視察

森林軌道は、自然文化園の中に復元することで検討しています。
以前展示用に復元したトロッコは延長が難しい場所なので、レールを延長したり周回コースにして後に機関車なども走らせることができる場所が必要です。
自然文化園現地にて会議を行い、園内を歩きながらレール敷設の候補地を検討しました。
この日は大雨・・・でしたが、熱のこもった検討の結果、アスレチック広場近くが有力な候補地となりました。

 

H18.7.21現地会議と野辺山視察
H18.7.21現地会議と野辺山視察

午後には野辺山SLランドを視察し、オーナーにレール敷設や保線のノウハウなどを教えていただきました。

 

H18.9.1ガソリンカーの運転手さん
H18.9.1ガソリンカーの運転手さん

当時ガソリンカーの運転をされていた茅野市在住の牛山芳久さんから当時のお話をお聞きしました。
運転手は木曽や岐阜から来た方が多かった中、牛山さんからは機関車の車種や代燃の構造、トロッコのブレーキの構造、当時の経過など貴重なお話をお聞きすることができました。
学校を卒業してすぐに運転助手になった時には、大量の木炭を割るのがとにかく大変だったそうです。
牛山さんにお話しいただいたことは、トロッコや機関車を復元する際に、また史実の記録にと、とても参考になりそうです。

 

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