計画策定の意義
私たちの生活形態は近年多様化が進み、生活環境は快適に過ごせるようになりました。しかし、それに伴い家庭生活や事業活動により排出される廃棄物の量は増加しています。有害物質による地下水汚染、さらにはダイオキシンなど化学物質による地球環境や、人体への影響など多くの問題が発生しています。
このような状況から廃棄物をできる限り減らし、環境への負担を抑えるためごみの排出量を抑え、限りある資源を有効活用するために、ごみをリサイクルする循環型社会を構成していくことが重要です。このため、住民、事業者、行政がそれぞれ流通、消費、処理までの過程において責任と役割を認識して循環型社会創りに取り組んでいく必要があります。このことから「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」に基づき、分別収集の徹底と原村におけるリデュース、リユース、リサイクルを推進し、廃棄物の排出量削減を図る目的で、全ての関係者が一体となって取り組むべき方針を示したものです。
原村の豊かな自然環境を後世に受け継ぐために
これまでの大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会経済のあり方や生活様式を見直して、「ごみを排出しない」「ごみを再資源としてリサイクル」する循環型社会をつくるために、この計画を推進することが、原村の豊かな自然環境を後世に残すことになるのだと考えています。
容器包装廃棄物の排出の抑制を推進するために
容器包装廃棄物の排出抑制のために、住民・事業者・再生事業者等がそれぞれの立場から役割を分担し、相互に協力・連携を図ることが必要だと考えます。
1.各種住民団体の育成、住民意識の醸成と分別の徹底に努めます。
2.学校教育での環境教育や啓発活動の充実に努めます。
3.過剰包装の抑制、買い物袋持参の徹底を呼び掛けます。
4.リターナブル容器や、再生資源を原料とした製品の販売促進を推奨します。
計画期間
この「第9期 原村分別収集計画」の計画する期間は、令和2年から令和6年までの5年間で、3年ごとに改定を行ないます。
【原村】第9期原村分別収集計画R2-6年.pdf (PDF 497KB)