伝承の技が作る素朴な美しさ
裂いた古布を横糸として使い、新しい布を織り上げる「裂き織り」の技術は、物を大切にする心とともに、原村内で代々受け継がれてきました。
材料として使う古布の色柄によって思いがけない個性が得られるため、「世界に1枚」の味のある生地が織り上がるのが特徴です。
↑過去の作品例です。
ラフな織物やセーターなどに使われる「ざっくり」という言葉も、「さきおり」が転じたともいわれます。
「ぼろ機織(ぼろばたおり)」と呼ばれるように、素朴な味わいが魅力の織物ですが、細かな目で織り込まれた美しい布地も多く、手しごと作品ならではの高級感が漂います。
温もりの「手しごと」作品をご自宅に
「ぼろ機織(ぼろばたおり)」とも呼ばれる地域伝承の織物作品の展示即売会が原村・八ッ手公民館で開催されます。毎日の生活で楽しめるような、様々な作品が販売されますのでどうぞお楽しみにご来場ください。
日時
平成31年3月31日(日)
午前9時~午後3時
(例年3月の最終日曜日に開催されています)
会場
八ッ手(やつで)公民館
問い合わせ先
TEL.0266-79-2501 (秋山 )