村での暮らしに慣れ顔見知りの方も増えてきました
商工観光課に所属する地域おこし協力隊員の活動を報告します。
日々忙しく出歩き、村や地域の観光や産業の状況を学んでいる柏崎隊員と、村澤隊員のふたり。春から初夏の頃は「見せていただく」「話をうかがう」という活動が主体でしたが、現在は独自に「企画する」「実行する」ということも増えてきました。
ふたりの活動内容のほんの一部ではありますがこのページでご紹介します。村の皆さんに親しみを感じていただき、応援していただければと思います。
今後も、「地域おこし協力隊員に会ってみてもいいよ」、「村の良いところ教えてあげられるよ」、という方がいらっしゃいましたら、ぜひ商工観光課にお声がけください。
原村地域おこし協力隊インスタグラム
https://www.instagram.com/haramura_nagano
【地域おこし協力隊 活動報告】 8~10月-柏崎隊員
夏の原村を満喫 ~高原朝市・星空の映画祭・実践大学校とうもろこし直売~
暑さ日本一を競っている熊谷市(熱いぞ熊谷)から原村に来た私にとって、気候のさわやかさ、朝晩の快適さなど夏の原村はまるで天国でした。
夏を原村で過ごしたいと訪れられる方、別荘の方などの夏の原村の賑わい。また夏のイベントの多さにびっくり。私自身はボランティアで「高原朝市」にて駐車場係、「星空の映画祭」のスタッフ、「実践大学校のとうもろこし直売イベント」など、様々な催しに参加させていただきました。
原村高原朝市
また、参加したこの3つのイベントはボランティアで作られる実行委員会にて運営されていることにも驚き。活動をお手伝いしていく中で、皆原村が大好きで、良くしたい、楽しんでもらいたい! という想いを持っているのだなと、ひしひしと感じました。
農業体験と、ガイド研修
早朝のとうもろこし収穫、ブルーベリー狩りや、ワイン用葡萄の収穫、ニンニク植え付けなど、農家さんにご協力いただき、いくつもの農業体験をさせていただきました。農業は原村の魅力の一つ。この美しい景観は農業を営む皆さんがいるからこそ、保たれている。そんな原村で農業体験ができるツアーを作りたいと考えています。
トウモロコシ収穫
また「人」を介して、「自然」を生かした観光コンテンツを模索している中、様々な研修に参加させていただきました。ガイド講習、サイクルツーリズムセミナー、アドベンチャーツーリズムガイド講習など。各講習では「ストーリー性を持たせたツアーの作り方」や、「救急救命の基礎」「ガイドの実践」などの内容を学びました。
原村産のワイン用ブドウ
「人」と「自然」を生かした E‐BIKEツアー(八ヶ岳自然文化園)開催
八ヶ岳自然文化園にてレンタルできる、MTBタイプのE‐BIKE(電動アシスト自転車)。大容量バッテリーで安心して出かけられ、原村の自然を体感&満喫するのにもってこいのアイテムです。このE‐BIKEをより多くの方に楽しんでもらおうと、八ヶ岳自然文化園のスタッフ坂口さんと、原村発着のE‐BIKEモニターツアーを開催しました。
2週にわたっての開催でしたが、お天気に恵まれ、満員御礼。素晴らしい紅葉と秋の爽やかな空気を体感していただけました。参加者の方には詳細なアンケートにご協力いただき、「ガイドがあるとより楽しめる」「もう一度やってみたい」などの意見や、求められる価格設定、ガイドレベルや時間など、次年度の本格開催に向けた多くの有益な情報を集めることができました。
蓼科や小淵沢などまでも気軽に行けてしまう電動アシスト自転車
【地域おこし協力隊 活動報告】 8~10月-村澤隊員
星に親しむ案内講座
10月より、村内で観光などに関わっている方々を対象とした「星に親しむ案内講座」を実施しています。
受講した方々が講座を通して知識を自分のものにし、原村を訪れた方々へ星空を案内できるようになることを目指しています。私たちもサポーターとして関わりながら受講されるみなさんの意欲や想いを共有でき、とてもうれしい日々です。
その他の活動について
農業体験やイベントなど、柏崎隊員が紹介した多くの活動に村澤隊員も一緒に参加しています。また村澤隊員はデザインや写真のスキルを活かして、さまざまなチラシやポスターや村HPのバナーなどを作成しています。皆さんの目にとまることも増えてきたのではないでしょうか。(商工観光課職員より)
原村で見る星や自然に対する感動をデザインにも生かしているそうです
村HPにある電子申請のバナーも村澤隊員作です